JALダイナースカード

「JALダイナースカードとは」・「性能表」・「評価コメント」・「こんな人におススメ!」 について、このページで説明しています。

JALダイナースカードとは

JALダイナースカードとは、年会費23,100円で、クレジット機能が付いているカードです。
提携クレジット会社は、ダイナースクラブカードです。

クラスは1つJALダイナースカード

このカードは、他のJALカードと少し色合いが違います。
クレジットカード会社であるダイナースクラブの機能がJALカードに付いているのですが、
JCBやDC VISA・MASTER等と違って、「普通カード」「ゴールドカード」と言ったクラスはありません。

クレジット提携会社のページで取り扱っても良いのですが、カードの意味合い的には、JALカードの1種類と言えるので、ここで説明します。
カードフェイスは、シルバーです。

カードフェイス カード名 提携カード会社 特記事項
JAL ダイナース カード シティカードジャパン
(ダイナースクラブ)
ダイナースのサービスを受けられる
ダイナースクラブカードとは

ダイナースクラブカードとは、世界5大クレジットカード会社の一つで古い歴史を持つクレジットカードです。
クラス(グレード)は、「スタンダード」と「プレミアム(ブラックカード)」の2種類があります。
プロパーカードでは、「スタンダード」でさえ年会費は15,750円と通常のゴールドカードクラスより高めです。
その上、入会審査が非常に厳しく、なかなか通常の人ではカードを持つ資格が与えられません。

そんな背景があるので、ダイナースクラブのカードは、「スタンダード」カードを持っているだけでも高ステイタスなのです。

ただ、実際には、日本国内でもダイナースクラブのクレジット決済を取り扱っているのは、
中高級のホテル・レストランやショップに限られてしまいます。
使い勝手は、はっきり言って悪いです。

ですが、そのデメリットを無視するかのような、ステイタスを与えてくれるカードなのです。

JALダイナースカード 性能表

メイン データ
カードカラー シルバー
フォト入りカード 可能
年会費 (本会員) 23,100円
年会費 (家族会員) 9,450円
選択可能な提携クレジットカード会社 ダイナースカード
申込み資格 ・ 日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な方
・ 原則として33歳以上
・ 自家保有
・ 勤続10年以上の役職者 または自営10年以上
申込み方法 窓口・郵送・インターネット
JALカード限度額(注意1)
  国際線航空券・
  海外国内ツアー代金
入会時 150万円~200万円 (推定値)
利用実績や入会年数、要望により更に増額の可能性あり
JALカード限度額(注意1)
  国内線航空券・
  国内JALカード加盟店
入会時 50万円~150万円 (推定値)
利用実績や入会年数、要望により更に増額の可能性あり
提携クレジット会社の限度額
  ショッピング限度額
入会時 限度設定なし(と言われている)
マイル データ
入会搭乗ボーナス 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 2,000マイル
搭乗ごとのボーナス 区間マイルの25%プラス
JALカードツアープレミアム 未加入 (加入には、2,100円が必要)
ショッピングマイル・プレミアム 加入済
ショッピングマイル 100円 = 2マイル 一般加盟店 (ショッピングプレミアムに加入しているので、通常の倍マイル)
100円 = 4マイル 特約店 (ショッピングプレミアムに加入しているので、通常の倍マイル)
保険 データ
海外旅行 障害保険 1億円 (最高補償額)
海外旅行 家族特約 なし
海外旅行 携行品損害 1旅行につき50万円限度
1点につき10万円限度
年間100万円限度
海外旅行 補償期間 3ヶ月
国内旅行 障害保険 5,000万円 (最高補償額)
国内旅行 入院日額/日 10,000円
国内旅行 通院日額/日 3,000円
JALカードゴルファー保険 加入済 (賠償責任 1億円 など)
特典・割引等 データ
JALオリジナルカレンダーの送付 あり
JAL会員誌 「アゴラ」の送付 あり
エクゼクティブカウンターのチェックイン あり
JALグループ機内販売の割引 10% 割引
成田売店「BLUE SKY」などでの割引 10% 割引
成田免税店での割引 10% 割引
ニッコーホテルズでの宿泊料金割引 20% 割引
ホテルJALシティでの宿泊料金割引 10% 割引
JALカードサービスデスク 利用可能
注意1

JALカード限度額(利用可能枠)には、2つの種類があります。

1. 国際線航空券・海外国内ツアー代金のための限度額 と
2. 国内線航空券・国内JALカード加盟店のための限度額 です。

この2つの限度額は、「JALカードとして決済した場合=請求書がJALカード発行」のための枠であり、提携しているJCBやDC VISAカードの利用限度額とは別のものです。

一般的に言う「クレジットカードの限度額」は、大手クレジットカード会社であるJCBやDC VISA/Masterが、独自に決めるJCBやDC VISA/Masterカードの利用限度額です。JALカードとしての限度額とは別です。
もちろん、これらJCBやDC VISA/Masterカードの請求書は、JCBかDCカードになっているはずです。

つまり、このサイトで紹介しているJALカードには、2つのクレジット機能がついているのです。

ア. JALカードのクレジット機能
イ. JALカードと提携しているクレジットカード(DC VISAカードなど)会社のクレジット機能

この注意の欄で指している限度額は、「ア.JALカードのクレジット機能」 の限度額の種類であり、 「イ.JALカードと提携しているクレジットカード(DC VISAカードなど)会社のクレジット機能」とは関係がありません。

非常に混同しやすいので、注意しましょう。

評価コメント

JAL CLUB-A ゴールドカード に比べて年会費が高い理由は...ダイナースだからです。
ショッピングマイル・プレミアムへの加入料金も加わっています。

メイン データ

ダイナースの「スタンダード」カードは、
一般のゴールドカードクラスと同様であると認識されていますので、
年会費が高いのは仕方が無いです。サービスもしっかりしています。

申込み資格は、非常に厳しく、きちんとした収入が資産がない人にはカードは発行されません。
その分、一度審査に通ると信用が高いため
ダイナースカードの使用に 「限度額の設定はない」 と言われています。

JAL ゴールドカードと同様にフォトカードも可能です。

マイル データ

ショッピングマイル・プレミアムにも加入済みなので、
マイルを貯める上では、これ以上ない条件が整っています。

保険 データ

ダイナースカードには、家族特約がありません。
本人への補償は、海外旅行時に1億円と充分と言えるでしょう。

特典・割引等 データ

JALカードとして、最高クラスの特典と割引が付いています。

こんな人におススメ!

JALダイナースカードは、JAL ゴールドカードより年会費が高いです。
では、両カードの性能を比較してみましょう。

【ダイナースのデメリット】
1. ダイナースカードは、海外旅行の家族特約が補償されない
2. 年会費がJALゴールドより高い
3. ダイナースのクレジットは提携店が少なく使いづらい。

【ダイナースのメリット】
1. ダイナースクラブのサービスを受けられる
2. 限度額が無制限である。

うーん。
実質面では、どうしても、ダイナースが不利に見受けられます。

しかし、ダイナースはダイナース。
クレジットカードと言えば、ダイナース。
確かに、エグゼクティブクラスの社会では、ダイナースは有名ですし、ホルダーも結構います。

そこで、JALダイナースカードを持つに相応しい人というと、

1. ダイナースクラブが好きな人
2. ダイナースクラブに限りないステイタスを感じる人

この2点ですね。

年会費がどう、とか、使い勝手がどう、とか関係ない人に相応しいカードだと言えます。
実際、ダイナースカードのホルダーは、小さい安い店でのショッピングや食事をしないのだろうと思いますし。

   >>> JALカードのお申込みページ